池渕クリニック
大阪市平野区の『池渕クリニック』を
ご紹介いたします。
当クリニック院長の池淵元祥先生は、
糖尿病・循環器疾患をご専門とされております。
今回、池淵先生に直接お話を伺ってまいりました。
>> 池渕クリニック
https://www.ikebuchi-clinic.jp/
Q、池渕クリニックでは、クッキーミールテストをどのような対象者に行われますか?
A、糖尿病の疑いがある方に行う場合だけでなく、糖尿病関連薬を服用されている患者さんで耐糖能の改善効果を確認するために行っています。その他、高脂血症の方に対し、半年間の動向を知るためにテストを行います。主要な検査項目は、血糖、インスリン、TG、HDL-C、HbA1c、総コレステロールです。またインクレチンを測定する場合もあります。その他BMI(身長・体重)や腹囲を測定します。
Q、クッキーミールテストは実際にどのように行われておりますか?
当院では、概ねこのような流れで行っています。
« 検査当日 »
- 来院
↓ - 身長・体重・腹囲測定(看護師)
↓ - 第1回目採血【空腹時】(看護師)
↓ - 検査の再説明(検査の目的、採血時間について、
検査食の食べ方 等)を受ける(管理栄養士)
↓ - 検査食(『ミールテストC』)を食べる
(付き添い/管理栄養士)
↓ - 第2回目採血【負荷後30分値】(看護師)
↓ - 第3回目採血【負荷後1時間値】(看護師)
↓ - 管理栄養士による栄養指導(管理栄養士)
↓ - 第4回目採血【負荷後2時間値】(看護師)
↓ - 診察(池淵先生)・・・血糖値、HbA1c値の結果報告
↓ - 検査終了
« 後日 »
診察(池淵先生)・・・検査結果を報告、今後の治療方法の説明
Q、検査食はどのような場所で食べていただきますか?
A、検査を行う日をあらかじめ決めて、栄養指導室で食べていただきます。
Q、検査当日、患者さまへのテストの説明や対応は、院内のどの方がご担当されておりますか?
A、当院では、主に管理栄養士が担当しています。クッキーテストを栄養指導室で行い、同時に栄養指導も行っています。
Q、検査結果はどのように判断・評価をされておられますか?
A、クッキーテストの基準値を用いて判断しています。 ⇒クッキーテストの基準値はコチラ
Q、この検査のどのようなところにメリットを感じておられますか?
A、耐糖能精密検査の他、インスリン分泌能、インスリン抵抗性、食後高脂血症を調べることができ、食事療法・運動療法、薬物療法の効果を知ることも出来るところです。
実際にクッキーミールテストの実施される様子を拝見し、ご担当の管理栄養士 宮崎さんからもお話を伺いました。
Q、検査を進めていくなかで、特に気をつけられていることは何でしょうか?
患者さまが検査食を食べられる際は、緊張させない様に心掛けています。また時間内に食べ終えてもらえる様、食べる手をとめない程度に話しかけています。